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【マッシュニュース】イベント業界標準カーボンカリキュレーター

株式会社マッシュ(本社:大阪市北区、代表取締役:間藤 芳樹)は、
一般社団法人日本イベント産業振興協会(所在地:東京都千代田区、会長:石井 直、以下 JACE)に加盟する開発パートナー企業とともに、
2025年6月より開発を進めてきた、イベント活動プロセスにおける
業界標準カーボンカリキュレーター「EVENT CARBON SIMULATOR」について、
主要機能の開発を完了いたしました。
これに伴い、JACE加盟の15社による「運用ワーキンググル―プ」を結成。
将来的な一般公開に向けた試験運用を開始したことをお知らせいたします。

■開発の背景:サステナビリティ開示への対応と業界の課題
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)による2027年3月期からの情報開示の
段階的義務化を受け、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の把握・開示は、
今や避けて通れない経営課題となっています。
特に、サプライチェーン全体(スコープ3)の開示についても将来的に対象と
なることが見込まれており、その基準作りが様々なところで議論され始めています。
イベント業界においても、こうした不透明な状況下で、将来の開示要請に耐えうる
定量的かつ客観的なエビデンス(算定根拠)の確保が喫緊の課題となっています。
こうした背景から、本カリキュレーターでは、企画・制作・本番・終了後までの
プロセスを横断的に捉え、「誰が計測しても同じ結果が得られる」という
算定の統一性および再現性を最優先に設計いたしました。

■EVENT CARBON SIMULATORの主な特徴
・「重量ベース」による高精度な算定
従来用いられることが多かった、算定誤差が大きい「金額ベース」ではなく、
より算定誤差を抑えられる「重量」を軸に据えた算定方式を採用。
より客観的で透明性の高いエビデンス(算出根拠)の提供が可能になります。

・業界標準ルールの確立
個社ごとの基準ではなく、JACEを通じた業界共通の算定ルールを構築。
これは、株式会社博報堂プロダクツが2024年6月に提供開始した
「SUSTAINABLE ENGINE CARBON SIMULATOR」をベースに構築されたものです。
これにより、イベント間での比較検証や、業界全体での削減目標の設定が
可能になります。

■今後のロードマップ
2026年4月より試験運用を行い、
実際の現場データをもとにユーザビリティと精度の検証を行っています。
その成果を反映しながら、将来的に一般公開することを目指し
活動を進めてまいります。

■運用ワーキンググループが目指すビジョン
私たちは、本カリキュレーターを通じて、
イベント業界各社が「同じ土俵」で環境負荷の低減とデザインの質を競い合う、
健全な競争環境を実現することを目指しています。
サステナビリティ対応を個社の取り組みから「業界標準」へと昇華させることで、
持続可能なイベント文化の醸成に寄与してまいります。

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